鏡よ鏡、世界で一番幸せなのはだあれ？

巷のSNSではステキな場所に住んでいるステキな私がステキ会社でステキに仕事してステキ仲良し同僚とステキランチ食べたり、もちろん休日もステキに充実していてステキエステで自分磨きした後はステキ服を着てステキメンズとステキデートしてステキプロポーズされたり、ステキ家具や雑貨に囲まれてステキ料理を手作りしてステキリア充メンバーとステキパーティーを繰り広げてたりとかするみたいですが。

これだけ流行っているってことはわたしのことステキって言って！思ってー！って人がたーくさんいるから成り立っているんだよね。

もういい加減そろそろ虚飾だらけの仮想現実とショボすぎる現実とのギャップを受け入れてもいいんじゃなかろうか。

仮に本当だったとしても、本当に幸せで心が満たされていればアピールしたーいって気持ちとかも湧いてこないんじゃないかと思う。
人からの評価なんてどーでもいいわー、どう思われてもわたし幸せだもん、みたいな。

幸せの価値観は人それぞれだけど、何かと誰かと比べてどうとか、この条件が整っていないとダメ、とかは幸せとは反対側にある気がするのね。

あればあったで嬉しいけれど、なければないでもそれなりに。でもこれも負け惜しみみたいに聞こえるのかな～。

そんなわけで、幸せな食卓の写真をアピールして終わりたいと思います。
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