純白な心で。

今週のお題「ホワイトデー」

まずはもう一度、前回の原価５００円バレンタインデーチョコをさらしてみます。

チョコを流した跡がそのままデコボコだったり、ココアパウダー等のデコレーションを省略してる辺り、やっつけ仕事み出てるぅ～。

溶かして固めるだけなので、多分小学生でもできると思う。

これがもし小学生の女の子の手作りだったら、可愛いラッピングに凝ってみたり、彼にはいつ渡そうか、放課後？ううん、直接渡すのは恥ずかしいな、下駄箱？それとも誰もまだ登校してない朝の内に机の中にこっそり？授業もそっちのけでソワソワして、迷っているうちに結局渡せずじまい。帰り道にべそをかきながら食べたチョコは少ししょっぱい涙の味…うれしはずかし桃色の片想いの青春の一シーン。

みたいな。

そんな胸がきゅるるんな思い出は残念ながらありません。

薄汚れっちまった大人は、いかに海老で鯛を釣るかを考えるのであります。

ますよね 酸化防止剤.添加物不使用 福井県 越前産 甘えび500g (子持ち 500g (約35尾-40尾入))

鳥部製作所 鉄分補給 お料理の鉄たまご 鉄の健康鯛

さて、これをどうやって三倍返し以上に持っていくか…(￣～￣)作戦を練りましょう。

作戦その１、ささやき女将作戦。

クリスマス、バレンタインデー、ハロウィーン、最近だとイースターまでもがお菓子業界の陰謀はじめ大人の事情的なアレで買いなはれー買いなはれー、とあっちでもこっちでも宣伝が流れ、特設コーナーが至る所に出現します。これを利用しない手はありません。ホワイトデーを感じさせるものを発見次第、「あら美味しそう～」「これステキじゃなーい？」などと自然な流れで誘導します。

「ほらー、寄り道してないで早くおうち帰るよー」

誘導失敗（／◇＼)

作戦その２、サブリミナル作戦。

とにかく単語を脳みそに刷り込んでやります。
「明日の晩ごはんはホワイトアスパラのサラダとホワイトソースグラタンにしようと思うんだけど～」
「最近ホワイトニングに興味があって～」
「ホワイトカラーの方がブルーカラーより給料高そうだけど、実際転職でつぶしがきくのはホワイトカラーよりブルーカラーらしいよ」
「ホワイトプランとスマ放題のメリットデメリットについてなんだけど～」

「おれテレビ見たいからちょっと静かにして」

あうあう(´Д｀)

作戦その３、直訴。

「今日は給料日だよ、労ってほしいな」
「やきにくー」

「確定申告頑張ったから還付金戻ってくるって、ほめてほめて」
「お寿司ー」

「勤続年数が切りのいい年だから今年はお祝い金出るって、頑張ってきたな俺」
「ピザパーテイ～」

なんか美味しいものを食べさせてくれ、とごねた結果、美味しいスペインバルに連れていってもらいました。

何だかんだ食べて飲んでお会計はチョコの１６倍。

ホワイトデーとしてはまずまず成功です(。-∀-)

翌朝、二日酔いでうめく妻を尻目に、夫はそっと自分でシリアルと牛乳を用意し、お昼用のカップラーメンを出し水筒にお茶を詰めて出勤していきました。

ああ、なんてかわいそ、可愛い人。
明日からまた愛妻弁当がんばるね。(たぶん)